2023.02.10
住宅の塗り替え相場というものは、ここ近年HPなどでも多く出てくる為、
比較的わかりやすくなってきました。
では、工場や倉庫の塗装や防水の相場っていくらなんでしょうか？
工場倉庫で外壁塗装や屋根塗装工事を行う場合の費用には、
20万円～1,000万円以上と非常に価格差があります。
その理由としては大きく２つ。
①外壁塗装や屋根塗装で用いる塗料には、用途やグレードがある。
②住宅と違い、建物の大きさにかなりの差が有る事。
①でいえば、例えば、コスパが高いといわれる最もスタンダードなシリコン塗料で100坪の工場外壁の塗装をおこなった場合、およそ500万円ものコストがかかります。
これに対して耐久性や断熱機能といった高機能高耐久である、塗料をを使った場合は、
同じ面積で810万円近いお金がかかるわけです。
また、②においては工場倉庫で塗装の見積もりをとる際には、
塗装面積によってもコストが大きく変わる事を知る必要があります。
工場倉庫の塗装や修繕工事では塗装だけではなく、このような工事もセットになることが多いです。
仮設足場(高所での作業)、区画(工場内の工事区画)、飛散養生(塗料の飛散)、雨どい交換、
ガラスの交換などなど。
住宅と違い付帯工事が多くなるのも、工場倉庫修繕の特徴かと思います。
このようなものは実際に現地調査をしないとわからない部分ですよね。
工場倉庫における外壁や屋根の塗替え時期は、新築時、もしくは以前の塗り替え時にどのグレードの塗料を使ったかによっても変わってきます。
例えば、一昔前の主流グレードであるウレタン塗料を使った場合、5年後には塗り直しが必要となってきます。
これに対して今や高グレードの定番と言えるとも言えるフッ素塗料を使った場合、12.3年もの長きに渡って塗替えをおこなわずに済むこともあります。
こうした形で定期的な塗り直しが必要となってくる外壁塗装や屋根塗装をする際には、直近でかかるコストだけでなく、長期的に見た補修費用などに目を向けた方が会社に取っ手の負担も軽減できると言えそうです。
工場倉庫における塗装工事は、半月～1ヶ月ほどかけておこなうケースが多い実態があります。
また戸建てやマンションと違って窓やベランダといった障害物の少ない工場倉庫の場合、塗装面積が広くてもスムーズに作業が進む利点もあります。
決して短いとは言えない塗装工事の期間中は、騒音や従業員の安全性といったさまざまな部分で注意が必要となります。
こうした部分で懸念事項が非常に多い場合は、工場や倉庫の稼働休止期間などを使って一気に塗装工事を進めてしまうといった選択をしても良いかもしれません。
工場倉庫の塗装工事においては相場観も大切ですが、
現地現物、現地調査を行い、それぞれの会社に合わせた提案が必要です。
きっとそれが、工事のご担当者様の安心につながるであろうと思います。
まずは簡単なご相談から。
zoomでも対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。
東海装建は工場・倉庫の
塗装歴40年以上！
